Kenko PINHOLE LENS 02
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ピンホールレンズで写真が撮りたいのならば、これを使うのがもっとも簡単だろう。
マウントはM42とL39があり、M42はケンコーが発売しているカメラマウントに取り付けて装着した場合の焦点距離は50mm、L39は28mmである。
画像のものはM42マウントだがアダプター経由でBessa Lに付けている。


F値は250。1眼レフにつけた場合ファインダーは真っ暗だ。取説には先ず50mmのレンズをつけて構図を決め露出を測り、然る後に本レンズを装着し撮影する、なんて書いてあるが、そんな面倒なことはやってられない。わざわざ50mmの外付けファインダーを用意するのも面倒。こういうのは勘に頼るのがむしろ正攻法で、現像してからのお楽しみである。


露出は日中だとASA100のフィルムで2〜4秒というところか。カメラの内蔵露出計は相反測不軌の現象が起きるためあまり信用できない。スローシャッターになるため三脚を使うのが正しいだろうが、1600のフィルムをさらに増感し手持ちでノーファインダー撮影というのも楽しい。

写りはかなりしっかりしている。前面にマルチコートがなされており逆光にもそこそこ対応できるが、やはり光線状態には注意したほうがよい。
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KENKO PINHOLE LENS 02